| お知らせ
2015.02.25 全体研修会を開催しました
社会福祉法人 平成会の全体研修会を開催しました。
概要は以下のとおりです。
テーマ:認知症ケアの極意-気づきのある職員をめざして
講 師:高崎健康福祉大学 健康福祉学部 社会福祉学科 松沼記代 教授
参加者:30名
<内容>
認知症ケアについて
「気づき」と求められる能力
ユマニチュードの考え方
パーソンセンタードケア
バリデーションの原則(BPSDの主な理由含む)
脳活性リハとは
快刺激を得る瞬間
レクリエーション援助の支援
生きがいのある生活習慣(セロトニンを増やすには)
気づきとはなにか
以上の項目について説明を受けた。
認知症のケアは尊厳を支えるケアであり、そのケアを実践するためには「気づき」とスキルが必要となる。
今日学んだ内容でも「普段できていること」と「普段できていないこと」があると思う。できない部分についてどのように評価をし、どのように修正していくかが課題。
レクリエーション援助の視点では、ただたんに何かをする、ということではなく「生きがいにつながる活動の支援」ととらえてほしいとの説明があった。
「忙しいから・意味があるの?」ではなく「とりあえずやってみよう」という気持ちが重要。
<質疑応答>
Q1
「気づき」の能力を向上させるための工夫はあるか
A1
利用者の特性をしっかり理解すること。例えば、「その人の好きなことを書き出す」など。
Q2
研修や会議はどれくらいの頻度で行えばいいのか、またその内容どのようなものがよいか
A2
とある施設では全体研修を月1回やっているところもある。
全体研修でなくユニットごとの研修もいいと思う。内容としては自分たちに足りないものを勉強することが望ましい。
講師を引き受けていただいた松沼先生、大変勉強になりました。
ありがとうございました。